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台風シーズンに備える!台風に強い屋根の形状と既存の屋根の改善策!

2024.03.06
 台風の季節が近づくと、屋根の安全性に関する懸念が高まります。
台風による強風や激しい雨に耐える屋根の形状は、その地域の安全と住みやすさに直結します。
 
本記事では、台風に強い屋根の形状とそれぞれの特徴を解説し、既存の屋根を強化する方法についてもご紹介します。
特に、台風多発地域にお住まいの方々にとっては、見逃せない情報となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
 

□台風に強い屋根の形状とは?

 
台風に強い屋根の形状には、その特性と役割があります。
これらの知識は、新築やリフォームを検討する際に特に重要です。
 
特に勾配については、その角度によって異なる被害に対する強度を持っています。
例えば、急な勾配の屋根は雨漏りに対して強いですが、平らな屋根の場合は強風による影響を最小限に抑えられます。
そのため、お住まいの地域ごとに、特に甚大な被害を及ぼす影響に強い屋根の形状を選ぶことが大切です。
 
1:軒先が長い屋根
 
軒先が長い屋根は、強風による直接的な雨水の浸入を防ぎます。
軒が長い屋根は、接合部分からの雨漏りを防ぐ効果が高く、外壁を保護する役割も果たします。
特に軒先が90cm程度ある場合、その効果は顕著です。
 
2:勾配が急な屋根
 
勾配が急な屋根は、雨水の排水効率が高く、雨漏りのリスクを減らします。
また、急勾配は水の滞留を防ぎ、屋根材への負担を軽減するため、耐久性にも貢献します。
 
3:勾配が緩い屋根
 
勾配が緩い屋根、特に平らな屋根は、風の影響を受けにくい構造をしています。
風圧による屋根材のめくれや剥がれのリスクが低く、特に風速が高い地域に適しています。
 
4:一般的な勾配の屋根
 
一般的な勾配の屋根は、トラブルが発生した場合の対応がしやすい特徴があります。
修理の際のアクセスや足場の設置が容易であり、また作業時の安全性も高いため、迅速な対応が可能です。
 
5:平らな屋根
 
平らな屋根、特に陸屋根と呼ばれるタイプは、風の影響を最小限に抑えられます。
このタイプは、特に風速が高い地域や雪国での使用に適しており、その安定性が求められる場面で優れた性能を発揮します。
 

□既存の屋根を強化する方法

 
既存の屋根を台風に強くするためには、さまざまな改修方法が存在します。
これらの方法は、屋根材の種類や建物の状態に応じて選ぶことが大切です。
 

*棟材の再固定

 
棟材の再固定は、屋根の最も高い部分である棟部の安定性を高めます。
特に金属屋根や粘土瓦屋根では、棟部材の劣化や固定の確認が重要です。
適切な再固定方法を選択することで、強風時の被害を軽減できます。
 

*瓦材の固定

 
特に古い粘土瓦の場合、固定が不十分で飛散のリスクがあります。
これらの瓦を下地にしっかりと固定することで、強風による被害を未然防止できます。
瓦屋根の場合、台風による強風で瓦が飛ばされることが一番のリスクなので、しっかりと固定しておくことが大切です。
 

*リフォームの必要性

 
20年を超える古い屋根、特に金属屋根やスレート屋根は、リフォームが必要な場合があります。
屋根全体のリフォームは、台風対策として最も効果的な方法です。
また、耐震性の向上をはじめ、追加のメリットも期待できます。
ただし、費用が高くなる傾向にあるため、十分な検討のうえ選択しましょう。
 

□まとめ

 
今回は、台風に強い屋根の形状と既存の屋根の強化方法について解説しました。
台風に強い屋根の形状を選択する際は、軒の長さと勾配に注目することが大切です。
既存の屋根を強化する方法としては、棟材の再固定、瓦材の固定、大規模なリフォームが挙げられます。
これらの知識を活用し、台風シーズンに備えることで、安全かつ快適な住環境を維持しましょう。
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