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瓦屋根にはどんな種類がある?代表的な3つの種類をご紹介!

2024.02.23
 日本の伝統的な建築素材である瓦。
その美しさと耐久性には多くの魅力があります。
しかし、瓦屋根を選ぶ際には、種類や特性を理解し、適切なメンテナンスを行うことが重要です。
 
この記事では、瓦屋根の種類とその魅力、さらにはメンテナンス方法について解説していきます。
瓦屋根に関して適切な選択と対応ができるように、ぜひ最後までお読みください。
 

□瓦屋根の種類とその魅力

 
瓦屋根には大きく分けて3つの種類があり、それぞれに独自の魅力と機能があります。
ここでは、粘土瓦、セメント瓦、そしてコンクリート瓦(モニエル瓦)の特徴と、新築時の費用について掘り下げていきます。
 

*粘土瓦

 
粘土瓦は、その歴史ある美しさと耐久性で知られています。
粘土を成形し、高温で焼成することで作られ、着色方法により「いぶし瓦」、「釉薬瓦」、「無釉瓦」の3つのタイプに分けられます。
経年変化に強く、塗装メンテナンスの必要がないのが大きな特長です。
新築時のコストは、1平方メートルあたり約9,000〜12,000円となっています。
 

*セメント瓦

 
セメント瓦は、主にセメントモルタルを主原料として作られ、コストパフォーマンスに優れています。
しかし、塗装による経年劣化が見られるため、定期的な塗装メンテナンスが必要です。
新築時の費用は比較的低く、1平方メートルあたり8,000円ほどです。
 

*コンクリート瓦(モニエル瓦)

 
コンクリート瓦は、セメントと砂利を混ぜた材料で作られています。
低コストであったため、かつては広く使用されていましたが、メーカーの撤退により現在は廃盤となっています。
新築時の費用は1平方メートルあたり約8,000円でしたが、現在は入手が難しい状況です。
 

□瓦屋根のメンテナンス方法

 
瓦屋根のメンテナンスには、葺き替え、葺き直し、部分修理の3つの方法があります。
これらの方法にはそれぞれメリットとデメリットがあり、費用も異なります。
以下で詳しく見ていきましょう。
 
1:葺き替え
 
葺き替えは、屋根全体を新しい材料に交換する方法です。
耐震性や耐久性の向上が期待できますが、高額な費用と長期間の工事が必要です。
費用の目安は、瓦の種類によって異なり、1平方メートルあたり17,000円〜となっています。
 
2:葺き直し
 
既存の瓦を使用し、屋根下地を新しくする方法です。
コストは葺き替えに比べて抑えられますが、既存の瓦を使用するため、新しい瓦の性能には劣ります。
葺き直しの費用は、1平方メートルあたり16,000円〜となります。
 
3:部分修理
 
瓦屋根の特定の部分だけを修理する方法で、コストが最も抑えられます。
しかし、屋根全体の劣化が進んでいる場合は、他の部分で問題が発生する可能性があります。
部分修理の費用は、破損した瓦の差し替えで2.5万円程度です。
 

□まとめ

 
この記事では、瓦屋根の種類とそれぞれの特徴、さらにメンテナンス方法とその費用について見てきました。
粘土瓦、セメント瓦、コンクリート瓦の違いを理解し、状況に応じた最適なメンテナンス方法を選択することで、瓦屋根の美しさと機能性を長期間維持できます。
皆様のご自宅を長く守るために、これらの情報がお役に立てれば幸いです。
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