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外壁のコケが発生する原因と解決、予防方法
2025.01.08
外壁にコケが生えていると、家の見た目が悪くなるだけでなく、建物の寿命を縮める原因にもなります。
コケの発生は、湿気や日陰などの環境要因だけでなく、外壁材の種類や状態にも大きく影響されます。
今回は、外壁にコケが生える原因を詳しく解説し、効果的な除去方法や予防策、業者への依頼方法についてご紹介します。
コケの除去費用や注意点なども具体的に説明しますので、ぜひ最後までお読みください。
外壁にコケが生える原因とは?
1: 外壁の劣化と防水性の低下
外壁の塗装やコーティングが劣化すると、防水性が低下し、外壁材が水分を浸入しやすくなります。
特に雨が多く当たる場所や、日陰で湿気がこもりやすい場所では、コケが生えやすくなります。
劣化の程度によっては、外壁材自体が腐食し、建物の構造に影響を与える可能性もあります。
劣化状況によっては、部分的な補修だけでなく、全面的な塗装が必要になる場合もあります。
早めの点検と適切なメンテナンスが重要です。
2: 湿度と日照条件の影響
コケは湿気を好み、日陰を好む性質があります。
そのため、北側や樹木などの影になりやすい場所、風通しの悪い場所では、湿気が滞留しやすく、コケが発生しやすい環境となります。
特に、雨水が流れにくい場所や、排水溝が詰まっている場所なども注意が必要です。
日当たりの良い場所でも、湿気が多い場合はコケが生える可能性があります。
3: 外壁材の種類と形状
外壁材の種類によって、コケの発生しやすさが異なります。
モルタルやコンクリートなどの多孔質の素材は、水分を吸収しやすく、コケが生えやすい傾向があります。
一方、タイルや金属サイディングなどの防水性が高い素材は、コケの発生を抑える効果が期待できます。
また、外壁の形状も影響します。
凹凸が多い外壁は、雨水が溜まりやすく、コケが発生しやすいです。
4: 周辺環境とコケの胞子
コケは胞子によって繁殖します。
周辺環境にコケやカビが多く存在する場合、胞子が風によって運ばれ、外壁に付着しやすくなります。
特に、山林や川、湿地帯の近くにある建物は、コケの胞子が飛来するリスクが高くなります。
また、近隣の建物や植栽からも胞子が飛来する可能性があります。
コケの除去と予防策そして業者への依頼
1: コケの除去方法:セルフメンテナンスと業者への依頼
コケの除去は、コケの量や場所、外壁の状態によって、セルフメンテナンスで行うか、業者に依頼するかを検討する必要があります。
少量のコケであれば、高圧洗浄機やブラシ、中性洗剤などを用いて、自分で除去できます。
しかし、広範囲にコケが生えている場合や、高所にあるコケを除去する場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。
セルフメンテナンスを行う際は、外壁を傷つけないように注意が必要です。
2: コケの予防策:塗料選びと日々の清掃
コケの予防策として、防カビ・防藻効果のある塗料を使用することが有効です。
塗料を選ぶ際には、防水性や耐久性にも着目しましょう。
また、日々の清掃も重要です。
ホースで定期的に水洗いすることで、コケの胞子や汚れを除去し、コケの発生を抑制できます。
特に雨上がりや湿度の高い時期は、こまめな清掃を行いましょう。
3: 費用と注意点
業者にコケ除去を依頼する場合は、見積もりを依頼し、検討することが重要です。
費用は、コケの量、作業範囲、使用する資材、足場設置の有無などによって変動します。
また、契約前に、作業内容や保証内容、支払い方法などをしっかりと確認しましょう。
4: コケ除去にやってはいけないこと
コケ除去に、酸性の洗剤や漂白剤を使用するのは避けるべきです。
これらの洗剤は、外壁を傷める可能性があります。
また、高圧洗浄機を使用する際には、適切な圧力と角度で洗浄しないと、外壁を傷つけてしまう可能性があります。
無理にこすり落とそうとするのも危険です。
まとめ
外壁のコケは、見た目の悪さだけでなく、建物の劣化を招くため、早めの対策が重要です。
コケの発生原因を理解し、適切な除去方法と予防策を行うことで、建物の美観と寿命を維持することができます。
セルフメンテナンスと業者への依頼、それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、状況に合わせた適切な対策を選びましょう。
コケの予防は、日々の清掃や適切な塗料選びなど、継続的な努力が必要です。
定期的な外壁の点検も忘れずに行いましょう。
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